ブックタイトル国際印刷大学校研究報告 第19巻

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国際印刷大学校研究報告 第19巻

22■国際印刷大学校研究報告第19巻(2019)Ⅰ、page2019 Open Event セミナー 今後の印刷メディア産業期日;2019年2月6日、会場;東京池袋サンシャイン文化会館2018年11月、韓国の東国大学校主催の国際印刷環境会議がソウルで開催され、標記題目で紙上参加し、その要旨は印刷情報2018年12月号で発表した。そこで報告した経済産業省の中国地区等災害対応での魅力発信による印刷メディアの消費拡大事業は熊本地震の際の印刷メディア観光事業と同様、注目された。2018年11月総務省統計局の発表による日本の人口推計は総人口1億2,645万人で前年同月に比べ27万人減少した。又、15歳から64歳までの労働人口も7,558万人(2018年6月1日現在)となり、前年同月に比べ54万人減少し、人手不足が拡大した。日本政策金融公庫総合研究所は小企業の雇用に関する調査(有効回答企業数6,323社)を行い、従業員数が不足と回答した企業割合は37.7%と前回の2017年の調査から1.5ポイント上昇し、9年連続であった。このOpen Eventでの人材採用・教育や印刷メディア技術開発などの報告は2002年から最新情報を基に継続して行っている。今回は「人材確保と定着」と題して、公益社団法人東京グラフィックサービス工業会専務理事・斎藤 成氏から都立中央・城北職業能力開発センターが行っている印刷業、地域団体を含めた能力開発協議会及び勉強会の題目「人材の確保・育成・定着の一体的取り組みと連携強化」についての調査研究に関する経過報告とサレジオ高専名誉教授の三浦 澄雄氏は「ゲノム」の基本的な歴史的背景調査から「印刷工場」でのVOCの取扱いなどを含め新しい提案をし、ここに本年度のpage2019のOpen Eventに於いて下記内容のセミナーを開催した。記1、期日及び時間;2019年2月6日(水)13時15分~ 14時25分2、会場;東京・池袋サンシャインコンベンションセンター文化会館7階701会議室3、演題及び講師;www.media-igu.com(質疑応答は各講演時間に5分を含む。)(1)人材確保と定着(13時20分~ 13時50分)公益社団法人東京グラフィックサービス工業会専務理事 斎藤 成氏(2)ゲノムと印刷(13時50分~ 14時20分)サレジオ高専名誉教授・国際印刷大学校客員教授 三浦 澄雄氏司会;国際印刷大学校客員教授 工学博士・経営学博士 若生 彦治氏Ⅱ、学外セミナー千葉大学画像工学同窓会 中部支部発足記念セミナー期日;2018年7月10日、会場;DIC名古屋支店(写真1)発表要旨 印刷メディア産業の動向  国際印刷大学校 木下堯博1、はじめに 1956年3月、千葉大学工学部工業化学科印刷専攻を卒業し、同年4月、東京から名古屋市立工芸高校に着任し、1968年3月まで12年間、印刷科で教鞭をとっていた。その間に日本印刷学会中部支部(名古屋市)の理事、本部理事、印刷雑誌編集参与委員など印刷教育及び印刷産業の発展のための対外的活動を行ってきた。1968年4月より、印刷メディ2018年度主たる活動などの要約