ブックタイトル国際印刷大学校研究報告　第15巻

概要

国際印刷大学校研究報告　第15巻

階調値■スクリーン印刷の階調値増加（参考）インキの種類フィルム上の階調値15 25 50 60 75 85水性UV、溶剤-5 -1 2 3 9 7UV。水性3 7 13 14 12 8フレキソ印刷の階調値増加（参考）階調値100 98 90 85 80 75 70 65 60 55 50 ? ?階調値増加0 1.5 5.8 8.4 11.0 13.2 15.1 16.9 18.0 18.5 18.7 ? ?階調値45 40 35 30 25 20 15 10 5 3 2 1 0.5階調値増加18.7 18.2 17.2 15.7 14.0 12.0 9.8 7.6 5.5 4.6 3.9 2.8 1.84.4階調値の総和C,M,Y,K版の階調値の総和の最大値○オフセット印刷・コート紙………枚葉、330%以下………輪転、300％以下・その他の用紙………枚葉、300%以下………輪転、270%以下○新聞印刷例外を除いて240%以下。K版は少なくとも90％は維持する。○グラビア印刷例外を除いて階調値の総和は340％にする。○スクリーン印刷（参考）階調値の総和について規定しない。一般には300％から400％の間で製版されているが、他の印刷方式の印刷物と合わせるには低い値を使うのが適当である。○フレキソ印刷製版者と印刷者とで特別の約束がない限り320%以下とする。階調値の総和はインキの種類（溶剤、水性、UVなど）や用紙、ドライヤの有無、コンバート法などに影響を受ける。そのため実際の印刷試験によって適正な値を得る。4.5網点の形と階調値網点印刷を行う場合、使用する網点の形を規定し、隣接する網点同士が結合する時の階調値を一次結合と二次結合で規定している。○オフセット印刷・網点の形………円形、方形、楕円・階調値…………一次結合、40%以下、二次結合、60%以上○新聞印刷基本軸のある網点は一次結合40%以下、二次結合60%以上○スクリーン印刷（参考）楕円形の網点は一次結合35%以下、二次結合65%以上○フレキソ印刷改造性を良くするために円形網点を使用する。参考文献ISO12647Graphic Technology-Process control for the production of half-tone colour separations,proofand production prints-Part1,Part2,Part3,Part4,Part5,Part6,Part79