ブックタイトル品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社

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概要

品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社

第5章環境マネジメントシステムについて手順書の作成各機械操作手順書、産業廃棄物管理手順書、ゴミ分別手順書などです。手順書は環境方針や目標達成が文書にして共有されるような状況を選んで作成しました。特にゴミ分別手順書は廃棄物を細かく分類しリサイクルするもの、リユースするもの、焼却するものに分け廃棄物をより多くリサイクルできるようにして焼却するものを少なくしました。ⅡDO(教育訓練)環境マネジメントシステムが構築されISO14001に適合しているだけでは認証されません。一般社員には実際に環境方針、目標設定及びその実行が手順通り運用できるように動機付けと基礎知識の修得教育を行います。各部署のNetEMS担当者には社内で決めたルールや役割と責任を理解させるための教育を行います。内部監査員には専門的な知識習得のため監査計画、実施手順、監査報告などの教育を行い役割と責任をみたすための力量を設定しました。仕入先、協力会社への協力依頼ISO14001では当社だけでは完結できない活動には仕入先や協力会社にもお願いし環境配慮活動を推し進めなければなりません。当社では、「環境問題への取り組みについての協力依頼書」を作成し仕入先、協力会社へ「環境配慮商品の紹介、産業廃棄物削減についての提案、コスト削減についての提案、過剰包装・見本商品数制限」について協力を依頼しました。コミュニケーションISO14001では、社内での部門間や階層間の内部コミュニケーションや外部の利害関係者との外部コミュニケーションとして苦情、要望について受付、記録することが求められています。また、情報公開によって取組内容を公表することによって利害関係者の理解や協力を得ることができます。当社では、苦情、要望受付担当者を決定し、コミュニケーションの記録を取っています。情報公開では、弊社の環境方針をホームページに掲載しISO14001の取組を示しています。またクールビズを実施し地球温暖化防止対策を社員へ意識づけし、また社内掲示することによって環境への取組を訪問者にも理解を求めています。082 Total Quality Control 365days