ブックタイトル品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ（石川 忠）│富士精版印刷株式会社

概要

品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ（石川 忠）│富士精版印刷株式会社

弊社の品質管理推進の書籍は1984年に日本印刷技術協会から発刊された海老品質管理室長の「印刷業のトラブル対策120」が最初であります。これは弊社における様々なペケ事故の事例を具体的に整理し、営業マン、生産管理担当、印刷工場の人達への教育テキストとして大きな役割を果たしました。さらに1993年、社員向けとして「品質管理365日7年間の反省・まとめ」を、つづいて1994年に「品質管理365日8年間の反省・まとめ」を発刊しました。これらは年度ごとに事故件数と損失金額がどのように推移しているかを把握し、多年にわたる貴重な資料として残されています。その後、2006年に中村品質管理室長により「続・品質管理365日/12年間の反省・まとめ」を発刊致しました。「続・品質管理365日/12年間の反省・まとめ」は平成6年度から17年度までのペケ事故事例をまとめただけでなく、弊社が20年間継続した「QCサークル活動」について、その歴史や取り組みの経緯、また、大阪府品質管理協会主催の「QCサークル発表大会」において、「大阪府知事賞」を2年連続で受賞したことなどを紹介しています。さらに1999年に認証取得した品質マネジメントシステムISO9002（2003年、ISO9001:2000に移行）について、取り組み方や規格要求事項を詳しく解説しています。小誌はその続編として、平成18年度から21年度までの4年間のペケ事故報告書をまとめました。品質管理推進の本としては5冊目になったので「品質管理365日No,5」?4年間の反省・まとめ?という表題にしました。本書第２章はまことに恥ずかしい失敗・事故事例を掲載していますが、今後の業務に生かして事故防止に役立つことを念じております。平成22年5月品質管理部山川信之Total Quality Control 365days