ブックタイトル品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社

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概要

品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社

(2)制度創設から現在までの経緯1コンピュータ使用による情報技術の進展及びインターネットなどのネットワークの普及に伴い、事業者が大量の個人情報を扱い、それを容易に加工・蓄積・流通することができる状況が出現し、個人情報の適切な利用と保護が強く求められるようになってきました。そのニーズに対応するため、早期に実現が可能であり実効性のある個人情報の保護のための方策として、財団法人日本情報処理開発協会が通商産業省(現在の経済産業省)の指導を受け、プライバシーマーク制度を創設し、1998年4月1日より運用を開始しました。2その後、2003年5月30日に民間の事業者を対象とする「個人情報の保護に関する法律」が制定・公布され、2005年4月1日から全面的に施行されました。現在、プライバシーマークの認定には、これらの法律の規定を包含する「JIS Q15001:2006個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に基づいて適切な保護措置を講ずる体制を整備することが必要となっています。(3)プライバシーマーク取得のメリット1個人情報保護に対する取組み姿勢・管理能力をアピールすることができ、事業者として社会的な信用を得ることができます。2社内の個人情報保護をはじめとする情報管理に対する意識高揚・教育を図ることにより、万が一の事態を未然に防ぐことができます。(4)プライバシーマークロゴの使用1ロゴの使用により、このマークを使用している事業者は個人情報の取扱いが適切であるということが容易に識別できます。2プライバシーマークの使用可能な場所としては、契約約款、封筒、説明書、便箋、名刺、ホームページなどです。Total Quality Control 365days 063