ブックタイトル品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社

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品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社

みんな一生懸命に働くけれども、ムダ、故障時間とプロセスの非能率が発生する。5Sは、ムダを省くことに焦点を絞り構造化したシステムで、組織全体にわたって清潔さを構築し、印刷作業工程の隅から隅までを標準化する活動だ。清潔でうまく組織化された工場は、結果として安全性と生産性が改善される。だから5Sの作業環境は作業者のモラールを高め、作業者の自尊心を育み、自発的に信頼性を高めている。英語の5Sは、以下の5つのSを表している。Sort:選別(分類/区分)〈整理〉Straighten:整理・整頓(まっすぐにする)〈整頓〉Shine:清掃(輝く/磨いて光沢をつける)〈清潔〉Standardize:標準(標準化)〈清掃〉Sustain:躾(支持/維持/持続)〈躾〉訳注:日本の5Sを〈〉で対比した。出典:Wikipedia 2007/4/24Sort選別(分類する/区分する)Shine清掃(光沢/磨くこと)5SStraighten整理・整頓(まっすぐにする/整理する/整頓する)Standardize標準化Sustain躾(持続させる/維持する)5Sは、元々は日本で生まれた概念だが、近年では海外でも広まっている。日本でのISOの基本としての5Sは、ムダを省き加工高をアップすることだ。「整理」とは捨てること、「整頓」とは標準化すること、「清潔」とは汚さないこと、「清掃」とは点検すること、そして「躾」とはルールを守ることだ。(全印工連2008計画)Total Quality Control 365days 055