ブックタイトル品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社
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品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社
平成18年度(平成17年7月1日~平成18年6月30日)*18-8製版課の事故と原因■事故内容製版時の面付けミスにより絵柄が本の小口側へ2mmズレたため製本して仕上げると、インデックス(見出し)の文字が切れた。■処置オフ輪印刷で折り出しのため多少カットオフ狂いがあって、悪い方に動いたものが文字切れになった。検査して文字切れ不良を検出し、不足を補刷りした。■損失金額57,908円[不良品][良品]絵柄が小口側へ2mmズレている。仕上げ線仕上げ線■原因同業得意先からデータ受けして製版課にて面付け作業する仕事だが、ズレていることを各工程で気付かず、製本された後で発見された。作業手順では営業、製版は校正刷りに仕上げトンボで線引きしてチェックすることになっている。印刷工場はカッター等で仕上げてノンブルや絵柄切れをチェックするが実行されていなかった。■再発防止策原因は製版オペレーターのポカミスだが、次工程でミスを発見出来なかったのが問題といえる。無線綴じで印刷台数が多い仕事は惰性で作業をする傾向があり、今回のような事故が発生するケースが多く見られる。根本的な防止策は地道に手順を守り作業することである。Total Quality Control 365days 015