ブックタイトル品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社
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品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社
あとがき弊社の品質管理は1986年、石川忠社長(現会長)の「事故はかくすな、正直に報告し、原因を追究せよ」という言葉から始まりました。事故が発生すると品質管理部が事故報告書を発行します。事故報告書には発生部署や事故内容・損失金額を記入し、不良見本を添付して会長をはじめ社員に回覧して事故情報を開示します。事故発生部署と関連部署及び品質管理部は原因を深く追求して再発防止に取り組みます。本書の第2章は平成18年度から21年度まで4年間に弊社で発生したペケ事故を紹介していますが、これらは実際に発生したペケ事故の一部に過ぎず、各年度において特に目立った事故を掲載しました。その他にヒヤリとした潜在事故も多数ありました。本書のタイトルが品質管理365日としているように事故削減は手順通りの作業を毎日、維持・継続することが重要と考えます。品質管理の一環として5Sに取り組んでおられる企業はたくさんあると思いますが、竹原悟先生抄訳の「アメリカ式5S」は<印刷企業のための5S>であり、工程のムダを減らし生産性向上のヒントを与えてくれています。今回の報告書では事故事例のほか、現在、富士精版印刷が取り組んでいるプライバシーマーク事務局による「プライバシーマークの取得に向けて」やEMS事務局の「環境マネジメントシステムについて」、若林製造本部長の新技術「常温ワンウェイシステム」を紹介しましたが、こうした取り組み事例が読者の業務改善のお役に立てれば幸いです。Total Quality Control365days No.5品質管理365日~4年間の反省・まとめ~発行平成22年7月発行人石川忠著者山川信之印刷富士精版印刷株式会社〒532-0004大阪市淀川区西宮原2-4-33TEL.(06)6394-1181