ブックタイトル白描源氏物語│富士精版印刷株式会社
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白描源氏物語│富士精版印刷株式会社
安沢阿弥(やすざわあや)プロフィール一九二六年、滋賀県彦根市生まれ。日本美術院院友。院展入選十八回・春展入選十七回日本画教室?会主宰。日本画を志ざし、一九五二年より、中村貞以氏に師事し、春泥会入塾。一九五四年、日本美術院展初入選、一九五七年には日本美術院院友に推挙。一九六五年より中島清之氏に師事。「帰らぬ船」(一九六七)、「離郷」(一九六八)、「流燈」(一九七〇)など、時代の矛盾や無常に耐える無名の女たちの心情を、静かに描きあげる作品で注目を集めた。その後、数々の大作を仕上げ、一九八一年、辨天宗総本山如意寺本堂(奈良県五條市)に、格子面三〇八面より成る天井絵完成。この大作は『花曼荼羅─辨天宗総本山如意寺本堂天井絵』(青菁社)にまとめられた。『源氏物語』は画伯のライフワーク。一九九四年、城南宮(京都府京都市)にて、白描源氏物語五十四帖完成記念展。一九九八年には田辺聖子・桑原仙渓共著『源氏・拾花春秋』の表紙絵・挿絵を担当。この挿絵は田辺氏の指名によるもの。二〇〇八年には谷崎潤一郎文学記念館、福知山市立美術館にて「白描源氏物語五十四帖展」が開催された。俳句集に『道』(玉藻俳句叢書Ⅴ)がある。「業といひ女はかなし雛流す」(阿弥)