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公開日:2024年5月30日 / 最終更新日:2024年5月30日
CATEGORY:メールマガジン
【メルマガVol.30】「印刷会社なのに?」デジタルツールを活用した販促サポート事例のご紹介
いつもお世話になっております。
富士精版印刷、グラフィックアート営業部のマネージャーを務める安平です。
今月のメルマガでは、私も業務の中で携わることの多い販売促進のお話をします。当社は総合印刷会社として印刷を中心とした「情報メディアの提供」を行う中で、情報発信に関わる企画・クリエイティブ・サインディスプレイやデジタルコンテンツのプロデュース力を蓄積してきました。そして近年は企業の販売促進活動のお手伝いにも注力しています。
ここでは「販売促進の定義や目的は何か?」といった小難しい話をするつもりはありません。
一口に販売促進と言っても多岐にわたるため、今回はデジタルツールを活用した販売促進の事例や、できる事に絞ってその一例をご紹介したいと思います。
<総合展示会の出展サポート>
展示会は、たった数日の開催のためにさまざまな事が一斉に動き、担当者様に大きな負荷がかかります。当社ではこのような展示会に関わるさまざまな事をワンストップでお手伝いしています。
デジタルツールを活用した事例としては、従来は紙で行っていたアンケートをスマートフォンで行い、アンケート回答後にそのまま抽選コンテンツに遷移し、ノベルティグッズが当たるといった運用を行いました。回答後すぐに抽選結果が出るため、ブースまわりの賑わいをつくることができました。結果は従来の2倍以上のアンケートを取得でき、さらに展示会後の手書き情報をPCで打ち込むという作業が不要になったことで、「展示会翌日から営業活動を開始できた」と成果を感じていただきました。
<自治体主催のシンポジウムの運営>
ある自治体で行われたシンポジウムの申し込みにPCやスマートフォンを活用いただき、その際に発行されるQRコードでシンポジウム当日の入場処理を行いました。退場処理も同じQRコードを読み込むことで、混雑する時間帯や平均滞在時間等を把握できるため、今後の他のイベントを行う際に参考となるデータを取得できました。
また、会場内ではスマートフォンで入力できるシンポジウムに関するアンケートを実施し、その後に1等~3等賞が当たる抽選コンテンツを設定しました。幸運なことに、滞在者が多いタイミングで1等賞が出現し、大いに盛り上がりました。アンケート結果は自治体サイドで今後のイベント企画に活用されるとのことでした。
<LINE友だち拡大(飲食店)>
LINEをプロモーションに活用されている企業様もおられることでしょう。この事例の課題は「LINE友だちを増やしたいがLINE公式アカウントとお客さまを効率よく結びつける方法がわからない」ということでした。
そこで近隣へのチラシと店舗内のポスター・卓上POPで、LINE友だち登録を行うことで特典が当たる抽選会の告知を行いました。スマートフォンでLINE友だち登録後すぐに抽選コンテンツへ遷移する仕組みで運用。お客さまのスマートフォンで完結するため、店舗スタッフの業務を増やさずに運営できたこともあり好評でした。結果は1.5カ月程度のイベント期間で、数千人のお客さまが参加されました。
<商業施設でのスタンプラリーイベント>
商業施設を盛り上げるため、施設マップを作りデジタルスタンプラリーを実施。近隣へのチラシと施設内のPOPで告知を行いました。アクセス数が把握しやすく、人手もかからないデジタルスタンプラリーの利点をうまく活用した事例と言えるでしょう。
他にも、「クイズイベント」や「謎かけイベント」等もデジタルで対応できます。
今回ご紹介したデジタルツールの用途としてはフリーペーパーやチラシ・DMの「効果・反響測定」や店舗の「集客」、「アンケート」、「キャンペーン」、「新製品発表会」、学校の「オープンキャンパスやホームカミングデー」、その他各種の「抽選会」、「ファン感謝イベント」、「観光振興」、「町おこし」、「お祭り」など多岐にわたります。
活用実績がある業種では、商店・飲食店・商業施設・カーディーラー・カー用品・住宅展示場・住宅メーカー・オンラインショッピングサイト・スポーツチーム・理美容室・スポーツクラブ・行政・博物館・美術館・動植物園・B to B企業・学校などとこちらも多岐にわたります。
他にもデジタルツールを活用した事例はまだまだ数多くあり、アプリ開発、動画制作、SNS運営支援などの実績をご紹介すると「え?印刷会社なのに?」といった反応をいただくことも多いです。
デジタルツールを用いた販促だけでなく、顧客データを分析し、セグメント毎に目標を設定してプロモーション活動に落とし込んでゆくといった活動のお手伝いもしています。
創業事業である印刷はもちろん得意とする分野ですが、今の富士精版印刷をひとことで言うならば「印刷を核とした総合コミュニケーション業」といった表現が最もしっくりくるのかなと思います。
「もっと人を集めたい」などお客さまにアクションを誘発するアイデアや、「手間を省きたい」「コストダウンしたい」「顧客データを取得したい」などの課題がございましたら、ぜひお声がけください。