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公開日:2024年3月28日 / 最終更新日:2024年4月30日
CATEGORY:メールマガジン
【メルマガVol.28】先輩ディレクター&デザイナーと一緒に仕事をして感じたこと
いつもお世話になっております。
富士精版印刷営業担当 入社3年目の楠田です。
企画・制作から印刷までを一貫して対応している当社には、デザイン・レイアウトに携わるメンバーが30名近く在籍しており、それぞれが得意とするスキルを活用してお客様にご満足いただけるよう日々の業務に臨んでいます。
その中でも、今回のメルマガでは私が担当している案件で一緒に仕事をしている先輩ディレクターとデザイナーについてご紹介します。
当社の新入社員は約1年の研修期間が設けられており、各部署の業務を順番に経験します。私も2023年の1月に営業部に配属となり、7月から担当クライアントを持つことになりました。私が任されたクライアントはデザイン制作を伴う案件が多く、ゼロから制作を進行する経験がなかった私にとって、ディレクターさんとデザイナーさんと一緒に仕事ができるのはとても心強いです。
では、そんな二人の仕事内容と、一緒に仕事をしていて「ここがすごい!」と思ったポイントを説明していきます。
【ディレクターさんの仕事内容】
主な仕事内容は、パンフレットやホームページなどの制作において全体の指揮を取ること。制作前のヒアリング内容に基づいて企画をまとめ、デザイナーさんに指示します。全体のスケジュール管理や見積りの管理、他にも写真撮影の立会いや文章・記事の制作まで担当しています。
<「ここがすごい!」ポイント>
私が担当している学校案内パンフレットのお仕事で、3日間のロケ撮影がありました。ディレクターさんはカメラマンの手配だけではなく、あらかじめお客様にご確認いただいたデザイン案に基づきながら撮影の進行管理も行ってくれました。生徒さんや先生方のご協力が必要な大人数での撮影で、学校側のご都合もありスケジュールが変更になることもありましたが、臨機応変に対応してもらい、お客様にご満足いただける写真を撮ることができました。
私もその撮影には同行していたのですが、目まぐるしく変わっていく状況についていくのが精いっぱいでした…
しかし、ディレクターを15年以上経験している先輩いわく「これくらいは別に普通のこと」とのこと。では、先輩が得意なことやこだわっていることは何なのでしょう?
話を聞いてみると、最も自信を持っているのはヒアリングによってお客様の考えや方針を理解し「このような表現はいかがでしょう?」と提案することのようです。私も別件の打ち合わせでそのやり取りに同席したことがあるのですが、こんなにもスムーズな打ち合わせを見たのは初めてでした。実際、その案件でご提案したデザインは「このようなデザインが作りたかったんです!」とご満足していただけました。
【デザイナーさんの仕事内容】
パンフレットやチラシ、ウェブサイトのデザイン制作はもちろん、商品撮影の準備としてイメージ図(撮影ラフ)を作ったり、小物や食器を手配したりするなどスタイリストの業務も兼任できます。
<「ここがすごい!」ポイント>
ある和菓子ブランドのパンフレット制作の案件で、撮影ラフの制作から小物の準備、撮影立ち合いまでをお願いし、できあがった画像を使ってデザインまで仕上げていただきました。このプロジェクトを進める上で最も重要なのは、それぞれの商品の特徴やブランドイメージを理解すること。
撮影ラフもコンセプトに基づいて考案されていますし、小物の手配をお手伝いしたときも勉強になることばかりでした。
撮影立会い時は商品の盛り付けや、効率よく撮影を進めるための順番を考慮するなど進行管理も担当してくれました。本来であれば業務を分担するデザイナー・スタイリストの仕事を一人二役で担当されているのを見て本当にすごいと思いました。しかもデザイナーさんはまだ入社6年目で、私と実務経験年数もさほど離れていません。私もあと数年で先輩みたいにテキパキと動けるようになるのでしょうか…?
どちらのクライアントもデザインに対して強い想いをお持ちだからこそ、何度も修正が重なることもあります。そうして完成にたどり着くことができるのは、ディレクターさん・デザイナーさんの提案力や対応力があるからこそ。心強い先輩と一緒に、また新しいデザイン案件に取り組んでいきたいと思います。
制作チームが提供するデザインクオリティは、富士精版印刷の新たな武器となりつつあります。「デザインを頼みたいけどイメージがうまく伝わらない」というような悩みをお持ちのお客様は、ぜひご相談ください。お打ち合わせ段階から営業担当とディレクターが訪問し、ご要望や課題などをお聞かせいただくことでよいご提案が可能になります。
ご連絡をお待ちしています!