NEWSお知らせ: 2018年
2018年7月19日 CATEGORY:石川忠の探訪
隅田川の思い出 編集長・石川忠からのお知らせ
『富士』177号が発行されました。
図版は好評連載『六十余州名所図会の旅』より、歌川広重「隅田川 雪の朝(あした)」です。
浅草方面から、現在はスカイツリーが建つ隅田川対岸の墨田区方面を眺めています。吾妻橋にある小森コーポレーションさんを訪ねた日を思い出しました。
六十余州名所図会 隅田川 雪の朝
2018年7月9日 CATEGORY:お知らせ
西日本豪雨による災害のお見舞いとお知らせ
このたびの西日本豪雨により亡くなられた方のご冥福を申し上げるとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
当社の関係拠点、兵庫県丹波市にある市島工場では、一部の社員が居住する京都府福知山市にも大きな被害が出ました。お見舞いのご連絡をくださった方々に厚く御礼申し上げます。
市島工場におきましては、幸い大きな被害もなく通常通り業務を行っております。
なお、高速道路の通行止めなど、交通障害の影響で全国的にお荷物のお届けに遅延が生じております。詳細につきましては、随時、担当営業よりご案内させていただきます。
被災された皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。
富士精版印刷株式会社
代表取締役社長 吉賀 文雄
2018年7月5日 CATEGORY:お知らせ
卒業予定者会社見学会を実施しました
2019年卒業予定者向け採用募集に関しまして、会社説明会を7月5日(木)に大阪本社にて開催いたしました。会社説明会・会社見学会は随時行っていきます。ご希望される方は採用担当者までメールもしくはお電話でご連絡ください。
2018年6月24日 CATEGORY:石川忠の探訪
今年も住吉大社で御田植神事を拝観しました
毎年6月14日に行われる住吉大社の御田植神事(御田)は、古式を遵守する厳かな伝統の神事として、また華やかで賑やかな大阪の祭りとして、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
今年も立派な牛さんでした。葵祭でも活躍するベテラン牛で、900キロもあるとか。
2018年6月19日 CATEGORY:お知らせ
6月18日(月)大阪北部地震の発生について
6月18日(月)に大阪北部を震源とする地震が発生いたしました。
このたびの地震でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災されました皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。
当社では大きな被害もなく、大阪本社工場、兵庫市島工場にて通常操業を行っております。
物流にも広く影響が出ております。今後も状況把握に努めてまいりますので、ご理解、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
富士精版印刷株式会社
代表取締役社長 吉賀 文雄
2018年6月1日 CATEGORY:お知らせ
おかげさまで創立68周年
6月1日(金)おかげさまで創立68周年を迎えることができました。お客様と関係者の皆様のご支援に、心よりお礼申し上げます。創立70周年に向けて、経営理念・経営方針に忠実に、お客様の明るい未来づくりに、全社一丸で取り組んでまいります。
2018年5月25日 CATEGORY:お知らせ
ホームページをリニューアルいたしました
2018年5月25日(金)、ホームページをリニューアルいたしました。今回のリニューアルでは、皆様により見やすく、より快適にご利用いただけるよう、デザイン構成を一新しました。これからも皆様のお役に立てる内容の充実に努めてまいります。
2018年5月15日 CATEGORY:浮世絵の世界
「富士」の人気連載 浮世絵シリーズをライブラリー化しました
「カメラ」という新技術が登場しても、「絵画」という先行する芸術はなくなることはありませんでした。20世紀の現代美術の発展が示すように、絵画はむしろ新たな進化を遂げたように見えます。
この現代美術の原点にあたる印象派・ポスト印象派の画家たちに大きなインパクトを与えたのが、北斎や広重の浮世絵でした。ここには、デジタル時代に紙メディアがどう生き残り、どんな未来を作っていくのかのヒントがあるように思えます。
19世紀の前半に、錦絵といわれたカラー印刷物を庶民が楽しんでいたというのも、よく考えるとすごいことです。欧米ではそういうことはありませんでした。日本のカラーオフセット印刷は、西欧のテクノロジーのたんなる輸入品ではなく、江戸時代の錦絵の技術が融合することで、独自の進歩を遂げてきました。
浮世絵を読み解くことは、印刷の過去に学び、今を考え、未来を創ることにつながると考えています。何よりも、浮世絵も印刷(版画)も、こんなに楽しくてわくわくするものはありません。この楽しさを皆さんとシェアできましたなら幸いです。
北齋の代表作「神奈川沖浪裏』(かながわおきなみうら)」は「Great Wave」の愛称で世界中のアーティストたちからリスペクトされています。
浮世絵を代表とする日本芸術は、19世紀後半のフランスを中心に、「ジャポニスム」といわれる一大ムーブメントを起こしました。北齋の『冨嶽三十六景』と『北齋漫画』が、モネ、ゴッホ、ゴーギャンなど印象派・ポスト印象派の画家たちに与えた影響ははかり知れないものがあります。
北斎や広重を敬愛してやまなかったフィンセント・ファン・ゴッホの手紙を手がかりにして、北斎の『冨嶽三十六景』の世界を読み解いていきます。
●北斎 遙かなる青 ーーゴッホとともに《冨嶽三十六景》の世界を旅する(上)
初出:『富士』165号(2014年6月)
北斎「神奈川沖浪裏』
●北斎 遙かなる青 ーーゴッホとともに《冨嶽三十六景》の世界を旅する(下)
初出:『富士』166号(2014年11月)
「動の北斎」「静の広重」といわれます。北斎の強く激しい画風に対して、広重はあくまでも優しく物静かです。『東海道五十三次』『近江八景』は、「風景の抒情詩人」広重の代表作といえるでしょう。
広重以前にも、東海道を描いた浮世絵は多数存在しました。しかし四季の風情を各駅に巧みに配した造形感覚は、他に例を見ません。同じ雪景でも、朝(亀山)と夜(蒲原)の描き分けなど、観る者を飽きさせないサービス精神にあふれています。
作品の随所にカメオ出演している『東海道中膝栗毛』の弥次さん喜多さんを探すのも、『東海道五十三次』を観る楽しみです。
広重は、花鳥画・静物画にも優れた作品を残しました。このライブラリーでは、『魚づくし』とよばれる魚貝画シリーズを紹介しています。
●弥次さん喜多さんとゆく 広重の東海道五十三次(1) 日本橋〜由比
初出:富士170号(2016年2月)
日本橋──朝の景
●弥次さん喜多さんとゆく 広重の東海道五十三次(2) 興津〜浜松
初出:富士171号(2016年8月)
浜松──冬枯ノ図
●弥次さん喜多さんとゆく 広重の東海道五十三次(3) 舞阪〜赤坂
初出:富士172号(2016年8月)
御油──旅人留女
●弥次さん喜多さんとゆく 広重の東海道五十三次(4) 藤川〜四日市
初出:富士173号(2017年3月)
岡崎──矢矧之橋 やはぎのはし
●弥次さん喜多さんとゆく 広重の東海道五十三次(5) 石薬師〜京都
初出:富士174号(2017年6月)
庄野──白雨
●静かなる広重──近江八景の世界
初出:富士167号(2015年2月)
石山秋月
●広重の魚づくし 江戸の浮世絵水族館
初出:富士168号(2015年7月)
鰹に桜(カツオ)
役者絵の大首絵を美人画に採用して、遊廓の花魁とともに市井の町娘たちも生き生きと描き出した喜多川歌麿。わずか10か月の短い期間に、145点あまりの浮世絵を発表し、忽然と絵筆を絶って姿を消した謎の絵師・東洲斎写楽。
浮世絵は、「写真機」という新たなテクノロジーの出現で、存在理由を問われていた西欧の若い画家たちに、大きなインパクトを与えました。浮世(現世)に生きる人間の「ありのまま」を大胆に描き出そうとする自由な精神でしょう。
●歌麿と写楽 「ありのまま」を描く
初出:富士169号(2015年12月)
ポツピンを吹く女(歌麿)
二世大谷鬼次(写楽)
2018年5月11日 CATEGORY:石川忠の探訪
中津の南蛮文化館を訪ねました
阪急中津駅下車、南蛮文化館を訪ねました。重要文化財「南蛮屏風」など貴重なコレクションを所蔵しています。『富士』177号にレポートを掲載いたしますので、ぜひご覧ください(紙版のみ)。
南蛮文化館は5月と11月の2ヵ月間のみの開館です。
2018年5月7日 CATEGORY:お知らせ
岡田 忠員(ただかず)さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます
当社 元専務取締役 岡田 忠員(ただかず)さんが、4月30日(月・祝)に逝去されました。享年82歳でした。通夜は5月1日(火)、告別式は5月2日(水)に千里会館にて執り行われました。生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人の功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。
2018年5月1日 CATEGORY:お知らせ
クールビズを実施しています
当社では地球温暖化防止および節電対策に貢献するため、不要な屋内照明の消灯を実施し、スタッフは軽装にて応対させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
(実施予定期間:最長10月末日まで)
2018年4月2日 CATEGORY:お知らせ
平成30年度入社式
4月2日に入社式を行いました。今年の新入社員は大卒2名と、高卒1名です。営業職は9月までの半年間、工場勤務者は6月までの3ヶ月間、すべての部署を回って研修を行います。ご迷惑をおかけすることもあると存じますが、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
2018年4月2日 CATEGORY:石川忠の探訪
2018年3月5日 CATEGORY:石川忠の探訪
『富士』176号を発行しました(編集長・石川忠からのお知らせ)
『富士』176号を発行しました。表紙は谷 守先生が、拙句を俳画に仕立ててくださった「冬牡丹」です。
巻頭特集は吉賀(よしが)社長の年頭挨拶と、営業・企画、生産営業、生産・製造、品質管理、管理の各部門の年間方針です。
2018年2月1日 CATEGORY:イベント
『いとさん こいさん あいぜんさん--谷守 作品展』ご来場ありがとうございました
『芦屋市谷崎潤一郎記念館で開催された谷守(たに まもる)先生の「愛染まつり」ポスター原画展が、2月4日をもって終了しました。会期中は多くの方々にご来場いただきありがとうございました。関係者の皆様にお礼を申し上げます。作品展の様子は、『富士』176号でお伝えします。